乾癬の治療費の負担がきつい

大きな病院でしたらソーシャルワーカーに、あるいは医事課に相談窓口があれば窓口の担当者に、支援制度について相談してみるのも１つの方法です。また、高額療養費制度のほかに、健康保険組合が独自に設定している「付加給付制度」という制度があります。これは健康保険組合ごとに条件が異なり、中には設定していない組合もありますので、ご加入の組合に問い合わせてみると良いと思います。なお、残念ながら国民健康保険には付加給付制度はありません。 また、薬そのものについては、現在お使いの薬から別の薬に切り替えることで、最終的な自己負担額を減らせる場合があります。たとえば、通院して生物学的製剤治療を受けている場合は、自己注射が可能なものに変え、まとめて数ヵ月分処方してもらうと、高額療養費制度で一度に自己負担限度額まで支払いが必要になりますが、１年以内に４回以上限度額を超える場合は４回目(4ヵ月目)以降からは「多数回該当」が適用となり自己負担額が半額になると同時に、まとめて３ヵ月分処方してもらうことにより、1ヵ月あたりの負担額が限度額の1/3となります。主治医の先生に相談されると良いと思います。　

そら

50代 / 男性 / 乾癬歴40年