乾癬を治せる医師になりたい
中学・高校生
乾癬を治せる医師に
なりたい
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私は子どもの頃から乾癬でずっと苦労してきたので、乾癬が治せる、乾癬の患者さんの役に立てる皮膚科の医師になりたいと考えています。乾癬を経験している皮膚科の医師がいるかどうか、知りたいです。
乾癬のある皮膚科医はいます。乾癬のある皮膚科医は、医師として、また、同じ病気を持つ患者として、診る患者の気持ちをよりよく理解し、共感することができると思います。医師を目指すのは大変かもしれませんが、ぜひ、頑張って、患者に寄り添える皮膚科医になっていただきたいと思います。
リュウ
50代 / 男性 / 乾癬歴20年
乾癬は、日本における罹患率は1,000人に3~5人程度といわれています1)。2020年度の統計で皮膚科医は約1万人とされていますので、単純に計算すると皮膚科医で乾癬に罹患されている方は30~50人程度と推測されます。実際に、乾癬の患者でありながら、乾癬を専門に診ている先生もおられます。乾癬患者さんにしかわからない思いなどを乾癬診療に活かされており、患者さんに寄り添った医療を提供されています。また自らの治療体験を患者さんに伝えることもされています。乾癬で苦労されてきた思いは、われわれにはが計り知れないものがあると思います。その中で、乾癬の患者さんのために皮膚科医になりたいという素晴らしい思いをぜひ実現していただき、われわれと一緒に乾癬に立ち向かっていただけることを楽しみにしています。
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病態の理解と治療最前線
山口道也先生
山口大学大学院医学系研究科
皮膚科学講座
山口大学医学部附属病院
医療の質・安全管理部 副部長